古神道

祝詞

大道神祇

古に八鹽開闢の始 國土の浮れ漂ふ事譬ば猶水の上に浮べる油の如干時 天地の中に一の物生れり 則神と成る 國常立尊と申奉 次に國挾槌尊 次に豊斟淳尊 次に宇比地邇尊須比邇尊 次に大戸道大苫邊尊 次に面足尊惶根尊 次に伊弉諾尊 伊弉冊尊 是を神代の七代と申奉る 次に神在天照皇大神 次に正哉吾活々速日天忍穂耳尊 次に天津彥火瓊々杵尊 次に彥火々出見尊 次に彥波瀲鷀鷀艸葺不合尊 次に神月本磐余尊 從是八百萬の大神現在す
祝詞

十種祓詞

高天原に神留り坐す 皇神等鑄顕し給ふ 十種瑞寶を以ちて 天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊に授給ふ事誨て日 汝此瑞寶を以ちて 中津國に天降り 蒼生を鎮納よ
祝詞

祓詞

掛けまくも畏き 伊邪那岐大神  筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に禊祓へ給ひし時に生り坐せる祓戸の大神等  諸諸の禍事 罪 穢有らむおば祓え給ひ 清め給へと白す事を 聞し食せと 恐み恐れみも白す
祝詞

六根清浄大祓について

この祝詞は目に見える世界と目に見えない世界を的確に表現していると思います。物理世界での肉体における五感と同様に、意識的な五感があることを太古から知っていたことを証明しています。
祝詞

六根清浄大祓

目に諸の不浄を見て 心に諸の不浄を見ず 耳に諸の不浄を聞きて 心に諸の不浄を聞かず 鼻に諸の不浄を嗅ぎて 心に諸の不浄を嗅がず 口に諸の不浄を言いて 心に諸の不浄を言わず 身に諸の不浄を触れて 心に諸の不浄を触れず  意に諸の不浄を思ひて 心に諸の不浄を想はず
祝詞

ひふみ祝詞

ひふみ よいむなや こともちろらね しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか うおゑにさりへて のますあせえほれけ
祝詞

大祓詞について

大祓詞はコトダマ式に該当しますが、内容はとてもスピリチュアルで、意識的に受け取った感覚を言葉を通して表現したものだと考えています。それもフラクタル構造をしているので、視点を宇宙や地球においたり、日本という国においたり、人間においたりすることで規模が変化するのですが、構造が相似になっていると捉えています。
祝詞

大祓詞

高天原に神留り坐す 皇親神漏岐 神漏美の命以ちて 八百萬神等を神集へに集え賜ひ 神議りに議り賜ひて 我が皇御孫命は 豊葦原水穂國を 安國と平けく知ろし食せと 事依さし奉りき 
神道

神社と治療

太古の人間にとって、健康に生活するというのは、医療技術が発達した現在と比較すると大変、優先順位の高いものだったと想像します。それが、身分の高い人となればなおさら、病気、怪我の際における治療方法は重要な関心事だったと思います。そこで行われていたのが、薬の他に、加持祈祷や物部鎮魂法のような意識を用いた治療です。
神道

日本人と古神道

世界の国々に様々な歴史があり、民族が住んでいます。現代においてそれらは、同じように肉体を持った人間だという認識でいるかと思います。多様な民族の中でも、先祖が神々であるというのはケルト民族と日本人だけだと言われています。その他の民族の多くでは、偉大な神が人間を創造したというように伝承されています。