神道の意識世界① エネルギーとは何か?

 自動車であればガソリン、電気がエネルギーであり、エンジンを駆動してタイヤを回転させる運動(仕事)に変換。中学の物理では、熱、位置(高さ)もエネルギーということを習っている。つまり、
「なにかの仕事を行うための源」と定義できる。では、エネルギーさえあれば仕事がなされるのかというとそのようなことはなく、何かに変換する必要がある。ここは、重要なポイントのひとつだ。どんなにエネルギーが莫大に存在していたとしても、それ自体では何も起こすことができない。それを利用する意図と行動が何かを起こす。つまり、あらゆる行動を起こすための可能性を秘めた状態といえる。